公開日:2022/04/01
カテゴリー:仕事に関すること
先日、新着物件の確認をした時に
信じられないほどズルい対応する会社を見つけました。
社名は伏せますが、誰もが知っている大手です。
何がズルいって、その会社は売主様からお預かりした戸建て物件について
住所確認をしたところ「居住中のため住所は教えられません」とのこと。
これどういう事か分かりますか?
物件住所の特定ができないということは、我々不動産業者はお客様にご紹介する前に現地確認もできません。
お客様だって「ふじみ野市□□〇丁目」だけの情報では立地も分からないため、内覧しようとも思えないハズです。
つまり、仲介業者を通しては内覧させないスタンスで販売していることになります。
建前上、『販売活動はレインズ(不動産ネット網)を通して行っているので合法的に対応しています』ということです。
実際は『情報は出しているけど、仲介業者には案内ができないようにしている』状態です。
これは何を狙っているかというと、仲介業者を通さないで自社に直接来店又はコンタクトしてくれた方にだけ対応しますという事です。
要は仲介手数料を売主様、買主様から両方もらう作戦です。
数年前に新聞で取り上げられた『囲い込み』の新しい手法と考えられます。
非常にセコイと思います。
売主様は自分の物件がこのように処理されていることは絶対に知らないでしょう。
可愛そうですが、きっとこのままだと売れないと思います。
ただ、実は当社はこちらの物件の住所を突き止めることができました。
過去7000件の販売事例とスタッフの調査で特的できたため、すぐに撮影に行き情報も公開しております。
一般公開はできない情報のため“会員様情報”となります。
スタッフよく頑張りました!!偉い!!
今回のように売主様の知らないところで、セコイ対応する会社は時々あります。
本当に売主様はかわいそうだと思いますが、こちらからは何もしてあげられないのが現状です。
良い不動産会社に出会うのは、良い取引をするためのマスト条件になります。
透明性の弱い不動産業界ですので
お客様の判断基準が問われます。
皆さんが変な業者に出会わないことを心から祈ってます!