公開日:2023/01/03
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親子でお金の話はしますか?
日本において昔からお金のことを話題にするのを
良くないとされる風潮があります。
学校でも家庭でも、友人同士でも
お金の話題は避けられていました。
最近ではマネーリテラシー向上のためお金に関する書籍も非常に多く出版されているし
youtubeでもお金を専門したコンテンツも必ず目にします。
学校でも高校の授業でお金に関する科目ができるようですね。
では、家庭ではどうなんでしょうか?
お父さん、お母さんが子供にお金の教育ができているんでしょうか?
税理士などの資格をもっているか どうかは
重要ではないと思いますが、お金について自由に会話ができているんでしょうか?
私は積極的にお金の話をするようにしています。
先日、息子と散歩していた時にこんな話をしました。
田村ハウジングが購入した収益物件(アパート)を通った時です。
私:あの物件は〇〇年に会社で買ったアパートだよ。〇〇万円だった。
息子;そんなお金はどこにあったの?
私:自分たちの持っているお金と銀行からの融資で用意したんだ。
息子:銀行がお金を貸してくれるんだね。
私:銀行は誰にでもお金を貸すわけではない。貸したい人に貸すんだ。
だから銀行が好きになってくれる会社にしないといけないね。
息子:じゃあ、パパが怖い顔して怖い恰好してサングラスしたら銀行は怖くてお金を貸さないね。
私:確かに見た目が怖かったら、銀行も嫌だろうね。でも見た目以上に会社の通信簿を見て銀行は判断しているよ。
息子:ちなみに自分の持っているお金だけで買えばいいじゃん。どうしてお金をわざわざ借りるの?
私:銀行には金利というものがある。銀行は100万円貸したのに100万円返してもらったら、何も面白くないよね。
だから110万円や120万円にして返して欲しいと思うわけだよ。その差額が金利だね。
息子:差額がもったいないね~。
私:昔はもっともっと金利が高かったんだよ。それにアパートを買うプロジェクトは1回で終わらせてはいけない。
何回も続けてやるのが大事なんだ。だから次のプロジェクトを始める時のために、現金はとっておかないといけない。
この後も息子との会話は続きました。
息子からの質問が続く限り続きます。
銀行との付き合い方、金利とはなんなのか。合わせて利息の現状。
投資をすることの恐怖感を取り除く。
自流ではあるますが、こんな風にしてお金との付き合い方を教えてあげたいと思っています。
高校でお金に関する授業が始まりますが、もっと早い段階で知っていた方が良いと思っています。
18歳から色々な取引ができるようになりました。
高校の授業で3年間学んだだけでは、お金との付き合い方を習得できないでしょう。
付き合っても良いお金と 付き合ってはいけないお金があることを私なりに伝えられたらと思っています。
だから家族では、なるべく自由にお金の話をできるようにしています。
もちろん失敗談も沢山しています(*^^)v